競艇初心者が知っておきたいレースの基礎知識を徹底解説
「競艇初心者だけどどうやって楽しめばいいのか分からない」
「競艇って運だけじゃなくて知識も必要って本当?」
競艇は勝ちやすいギャンブルですが、運だけでは勝ち続けることは難しく、思うように楽しめません。
基礎知識を把握することで、勝率が上がり、よりレースを楽しむことができます。
この記事を読めば、今まで運任せで舟券を購入していた人も、必要な情報を集めて勝ちやすい番号を選ぶことができます。
競艇は公営ギャンブルの中で最も勝ちやすいので、基礎知識と技術を身に付ければ、勝ち続けることができます。
これらの基礎知識は勝ち舟券の予想に繋がるものなので、ぜひ最後までご覧ください。
競艇初心者が知っておきたいレースの基礎知識7選
競艇の楽しみ方は人それぞれですが、賭けるからにはやはり勝ちたいものです。
しかしながら、競艇は当たりやすいギャンブルとはいえ、運だけで勝ち続けられるほど甘いものではありません。
多少時間はかかりますが、知識と情報収集をすることで勝率を上げることができます。
ここでは、初心者が知っておきたいレースの基礎知識を7つご紹介します。
基礎知識1:競艇のレースは6艇
競艇は1レース6艇で順位を争う競技です。
競艇の舟は、番号と色が決まっており、
・1号艇:白色
・2号艇:黒色
・3号艇:赤色
・4号艇:青色
・5号艇:黄色
・6号邸:緑色
に分けられます。
競艇選手はレースに出場するときに、番号ごとに決まった色の服を着用して出場します。
艇と色を覚えておくことで、自分の買った舟券の艇がどのようなレース展開をするのか見やすいのでより競艇を楽しむことができますよ。
なお、競艇初心者は1号艇に賭けるのがおすすめです。
なぜなら、1番内側の1号艇が1位になる確率が高いから。
その勝率は競技場やその日のコンディションにもよりますが、45%~60%にもなります。
基礎知識2:競艇のレースは3周で決着
1周600メートルのプールを左回りに3周走り、順位を争います。
3周もあるならば、その間にレース展開が大きくかわるのではと思う方もいるでしょう。
しかしながら、競艇はターンの回り方によって走行距離が大きく変わってしまうので、最初のターンで内側を制した艇が1位になる確率が高くなります。
そのため、先ほども言いましたが一番内側にいる1号艇の勝率が高いのです。
しかしながら、5または6号艇のアウトコースから内側に滑り込むのが得意な選手もいるので、必ずしもインコースの選手が1位になるとは限らないのが競艇の面白いところ。
そのため、舟券を購入する際はインコースだけでなくアウトコースの選手の特徴も把握しておく必要があります。
基礎知識3:競艇のスタート方式
競艇は水上でのスタートになることから、競馬や競輪のように止まってからの一斉スタートはできません。
そのため、競艇は「フライングスタート」という独自の方法を採用しています。
このスタート方法は、大時計の針がスタート開始(0秒)から1秒を指す間にスタートラインを通過するというものです。
スタート開始前にラインを越えてしまうとフライング(F)、1秒過ぎてラインを通過してしまうと出遅れ(L)となりともに欠場となります。
フライングと出遅れは、スタート事故と呼ばれ、その選手の舟券は全て返金対象となります。
スタート事故を起こした選手には厳しいペナルティが課され、
- 1回目は30日
- 2回目は60日
- 3回目は90日
の休みが課されます。
休みの日数は累積されるので、短期間で3回スタート事故を起こすと、最大180日。約半年の休みが言い渡されます。
休みになると選手は収入が途絶えてしまいます。
そのため1度でもフライングをしてしまうと、どんなに優秀な選手でも、休みを恐れて積極的なレースができなくなってしまう傾向があるので注意が必要です。
スタート事故を起こした選手には、出走表にFやLが付くので、舟券を購入する際は、選手のスタート事故の情報にも注目しましょう。
基礎知識4:競艇は1日12レース開催
競艇は、1日12レース開催されます。
競艇は開催時間によって
- 8時台から始まるモーニングレース
- 10時半頃に第1レースが始まるデイレース
- 14時半~21時前までのナイターレース
の3種類のレースに分けられます。
初心者が勝ち舟を予測しやすいのは、デイレースならば10R以降。
有名選手が出走することが多く、レースも荒れにくいので予想しやすい傾向があります。
モーニングならば、1~5Rがおススメです。
モーニングを開催している競艇場は、他の競技場でデイレースが始まる10時半までが1番の稼ぎ時。
売上を上げるため、初心者でも予想しやすい編成組んでいることが多いのです。
逆にナイターレースの後半は、気温の低下や風向き、出走する選手のナイターレースの得手不得手によって予想しにくい傾向があります。
そのため、初心者が予測するのは難しいかもしれません。
ただモーニング・デイレースと比べて配当金が高いので、高配当を狙いたい方は、ナイターレースの予想を勉強するといいかもしれませんね。
基礎知識5:競艇のレースのグレードは5つ
競艇のレースには5つのグレードがあり、グレードによって優勝賞金や開催数が違います。
レースのグレード | 1年間の開催回数 | 優勝した選手の獲得賞金 |
SG | 9回 | 1600万円以上 |
G1 | 35回 | 480万円以上 |
G2 | 8回 | 450万円以上 |
G3 | 50回前後 | 105万円以上 |
一般選 | 毎日 | 74万円以上 |
競艇初心者の方は、SGやG1など大きな大会を観戦してみると、競艇の激しさを間近で体感できるのでおすすめです。
また、SGは有名選手が揃うので、基本的に荒れることが少なく初心者も当てやすい傾向にあります。
予想しやすい分、高配当は期待できませんが、競艇のはじめの一歩としてぜひ一度は賭けてみることをおすすめします。
基礎知識6:競艇選手のクラスは4種類
競艇選手は成績により4つのクラスに分けられます。
クラス | 全選手に対する割合 | クラスの条件 | 最低出走回数 |
A1 | 20% | 2位以内に入着…30% 3位以内に入着…40% |
90回以上 |
A2 | 20% | 2位以内に入着…30% 3位以内に入着…40% A1級を除く成績上位者 |
70回以上 |
B1 | 50% | 勝率2.00以上でA1・A2級を除く成績上位者 | 50回以上 |
B2 | A1・A2・B1以外の選手 | - | - |
クラスは毎年1月と7月の半年に1回、勝率を元に更新されます。
通常、陸上などの競技では、実力差のある選手が一緒のレースに出ることはほぼありませんが、競艇は階級の違う選手が一緒に走ることは普通です。
さらに性差がないことも競艇の特徴で、男性選手と女性選手が同じレースに出ることもあります。
基礎知識7:競艇の決まり手は6種類
競艇の決まり手とは、「1位になった艇の勝ち方」を表す言葉です。
決まり手の名称とそれぞれの勝ち方は以下の通りです。
- 逃げ:1号艇が最初にターンをクリアし、そのまま1位になる
- 差し:最初にターンをしようとした艇を内側から抜かして1位になる
- まくり:1コースよりも外側の艇がスピードターンで外側から抜かして1位になる
- まくり差し:3~6コースの艇がスピードターンでまくり、さらに先頭を走る艇を差して1位になる
- 抜き:1ターン以降に先頭の選手を抜いて1位になる
- 恵まれ:先頭を走っていた艇が欠場や失格になり繰り上がり1位になる
決まり手の意味や特徴を知ると、「まくりが得意な選手」、「差しで勝った選手のモーター」などを知ることができ、競艇を予想するときの参考になります。
まとめ:競艇の基礎知識を身に付ければレースをより楽しめる
競艇の基礎知識とその知識が舟券予想にどう役立つかについて解説しました。
競艇は運任せで勝ち続けるほど、甘くはないので初心者の方は早めに基礎知識を身につけることをおすすめします。
まとめ
- 競艇は6艇で争い、3周走って決着
- 最初のターンを制した艇が1位になる確率が高い
- 競艇には予想しやすい時間帯や予想しにくい時間帯がある
競艇は情報分析により、ある程度勝ち舟券を予想できるギャンブルです。
基礎知識は情報分析に欠かせないものなので、この記事を読みこんでぜひ勝ち舟券をゲットしましょう。