競艇の鉄板レースを見極めて確実に稼ぐ!買い方や注意点もチェック
「競艇で鉄板レースに賭けたら勝てるってホント?」
「競艇で勝つための舟券の買い方とか注意点とかあるの?」
いくつかの条件が揃い、勝つ確率が極めて高くなるレースのことを「鉄板レース」と言います。
今回は鉄板レースの意味と見分け方について解説します。
この記事を読めば、鉄板レースを見極めるコツがわかるので、勝てる確率がググンと高くなりますよ。
「鉄板レースに賭けたら必ず勝てるのか?という疑問に対する答えはノーです。競艇はギャンブルの1つなので、予想外のハプニングが起こることもあります。」
鉄板レースを予想したときの舟券の購入方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
競艇の鉄板レースを見極めて確実に稼ぐ!鉄板レースの4つの条件
競艇の鉄板レースを見極めて確実に稼ぐには、まず条件を知ることから始めましょう。
その条件とは次の4つになります。
- 1号艇の勝率が高い競艇場であること
- 1号艇の選手が圧倒的に強いこと
- レース当日の1号艇の勝率が高いこと
- 4コースに有力な選手がいること
4つの条件がそろったときに、1号艇が1着になる確率が極めて高くなる―つまり鉄板レースになります。
ここからは4つの条件を、さらに深堀りして解説していきます
鉄板レースの条件1:1号艇の勝率が高い競艇場でおこなわれてる
2020年現在、競艇場は全国に24カ所ありますが、1号艇の勝率に大きな差があります。
1号艇が勝ちやすい競艇場と勝ちにくい競艇場があるのです。
【1号艇が勝ちやすい競艇場】
順位 | 競艇場 | 勝率 |
1位 | 大村競艇場 | 68.2% |
2位 | 徳山競艇場 | 64.5% |
3位 | 芦屋競艇場 | 61.1% |
4位 | 津競艇場 | 57.9% |
5位 | 下関競艇場 | 57.6% |
(2018年4月1日~2019年3月31までのデータを参照)
データより全国の競艇場の中で大村競艇場が最も1号艇が強い傾向にあることがわかります。
一方で、1号艇が勝ちにくい競艇場もあります。
【1号艇が勝ちにくい競艇場】
順位 | 競艇場 | 勝率 |
1位 | 戸田競艇場 | 43.1% |
2位 | 江戸川競艇場 | 44.3% |
3位 | 平和島競艇場 |
上記3カ所の競艇場の1号艇の勝率は、45%を下回っておりアウトコースが有利な事がわかります。
競艇場ごとに1号艇の勝率に差ができる要因は、3つ挙げられます。
- 要因1:水面の状態(難水面か静水面)
- 要因2:風の強さ
- 要因3:コースの広さ
上記の要因がそれぞれの競艇場で異なるために、これだけの勝率の差がうまれています。
鉄板レースの条件2:1号艇の選手が圧倒的に強い
1号艇の選手が群を抜いて強い場合、鉄板レースになる傾向が高いです。
逆に1号艇の選手が、まだ経験が浅く技術的にも精神的にも信頼が置けないレベルだと鉄板レースにならず、荒れやすい傾向にあります。
ではどんな選手が強いのか?弱いのか?
これを判断するポイントは選手の階級に注目します。
競艇選手は勝率や出走回数や連帯率の結果により
- 「A1」
- 「A2」
- 「B1」
- 「B2」
と、4つの階級(ランク)に分かれています。
A1の選手が最上位クラスになるので、鉄板レースは1号艇にA1の選手が出場することが条件となります。
鉄板レースの条件3:レース当日の1号艇の勝率が高い
レース当日の1号艇の勝率が高いと鉄板レースになりやすいです。
なぜなら1号艇の勝率が高い日は、天候もよく、風も穏やかであることが多いから。
競艇のセオリー通りのレースが続くことが多いのです。
競艇場に通っていると、「なんかこの日は荒れないなあ」とか「今日は内ばっかりだなあ」とか思うことがよくあります。
内ばっかり来るというのはインコースが強く、予想しやすいことを表します。
一方で、「今日は風めっちゃ強いし、全然イン弱くて読めない流れだな」というような天候が悪く予想しにくい日も。
天候が悪いと鉄板レースが成立しづらい傾向にあります。
さらに競艇場の波の高さや風の強さは変わりやすく、天候は晴れていても突然荒れやすくなることも。
競艇はその日の天候や、流れなどによりレース展開が大きく変わります。
このことから1号艇の勝率だけで鉄板レースか否かを判断するのは難しいでしょう。
鉄板レースの条件4:4コースに有力な選手がいる
「カド」と呼ばれている4コースに有力な選手が出場する場合、鉄板レースになる傾向があります。
は?どうゆうこと?って思いましたよね?
競艇ではインコースの3艇がスロースタート、アウトコースの3艇がダッシュスタートになることが一般的です。
3対3の進入とも呼ばれます。そしてアウトコースの中でも、最も内側に位置する艇が4コースにあたり、「カド」のコースになるわけです。
ではなぜ4コースに有力な強い選手がいることが条件なのでしょうか?
それはインコース3艇のスロースタートが遅れた時に、4コースがインを突いて、1位になる確率が非常に高くなるからです。
とくにインが強いと言われる競艇場ではこの確率が高く、さらにインコース勢と4コースの選手との実力差があればなおさらです。
こちらの動画をご覧ください。
2017年7月に丸亀競艇で行われたSGオーシャンカップ3日目のレースになります。
このレースでは、A1クラスに属する3号艇の山崎智也選手が進入を許し、4コースからのスタート。
山崎智也選手は2015年に賞金王を獲得した実力派の選手。スタートダッシュで他の艇を追い抜き最初のターンをクリア。
そのまま1位を獲得しました。
このように4コースに強い選手がいたときは、インコース勢の実力やST(スタートタイミング)をしっかりチェックしましょう!
4コースの選手がTOPスタートを切って、内側へ切れ込んでいくイメージができた時は、鉄板レースになってる可能性が高いです!
【賭け方】競艇の鉄板レースの舟券を買うときの3つのポイント
鉄板レースを確定したときの舟券の買い方には3つのポイントと注意点があります。
- 1レースに賭ける購入点数を少なめに購入
- 1着を1号艇に固定した3連単のフォーメーション買い
- 条件が一致しない場合は見送る
1つずつ解説します。
ポイント1:1レースに賭ける購入点数を少なめに購入
鉄板レースは基本的に配当が低いです。なぜなら当たる確率が高く、ベットするお客さんが多いからです。
なので、やみくもにあれもこれもと購入するのではなく、ある程度予想を絞って購入点数を少なくしましょう。
広く浅く買うよりも、浅く深く買うイメージです。
ポイント2:1着を1号艇に固定した3連単のフォーメーション買い
鉄板レースでは1着2着3着を順番通り全て当てる「3連単」のフォーメーション買いがおススメです。
フォーメーションの買いとは、1号艇を1位、2号艇を2位に固定、3着にはどの艇が来ても当たるように舟券を購入します。
【フォーメーション買い】
- 1-2-3
- 1-2-4
- 1-2-5
- 1-2-6
この買い方は鉄板レースの基本で、少ない軍資金でプラス収支が狙えます。
ポイント3:条件が一致しない場合は見送る
競艇の鉄板レースで固く勝利を収めたい気持ちは痛いほど分かりますが、条件が揃っていない時はそのレースで賭けるのを見送りましょう!!
例えば1号艇に何らかの不安要素があったり、4号艇はA1級の選手で強そうだけど、内側の選手もかなり強めだったりした場合は予想しにくい傾向にあります。
荒れそうなレースで舟券をムダに多く買って負けてしまえば、他のレースで勝ってもマイナス収支のままです。
まとめ:競艇の鉄板レース、イン逃げレースを見極めよ
競艇の鉄板レースとは、1コースの艇がそのまま1着になるレースのことを言います。
1コースの艇が1着になる確率は、50%を越えますが様々な条件や選手の強さによってその確率は大きく変動します。
まとめ
- 4つの条件が多く当てはまるレースは鉄板レースになりやすい
- 鉄板レースは当てやすいが配当も少ないので舟券購入は少なめに
- 荒れることが予想されるレースは見逃す
イン逃げが決まるのか?決まらないのか?の見極めは、初心者の方には難しいものの、経験と知識があればできます。
少ない軍資金で多くの報酬を得るためにも、今回紹介した4つの条件をチェックしておいてくださいね!