2021年第22回マスターズチャンピオンはどこで行われる?出場選手もチェック

競艇

「マスターズチャンピオンってどんな大会?」
「2021年のマスターズチャンピオンの最新情報も知りたいな」
マスターズチャンピオンは、G1レースの1つでベテランレーサー達が集まる大会の1つです。
様々なレースで酸いも甘いも噛み分けた選手が優勝争いを繰り広げます。
今回はマスターズチャンピオンの概要と2021年度の最新情報をご紹介します。
「マスターズチャンピオンはボートレーサーのベテラン世代のトップを決めるレース。ルーキ―勢の選手たちとは違うレース展開が楽しめます」
本当に奥が深いベテランレーサー達。この記事を読めば、本大会開催が待ち遠しくなること間違いなしです。

2021年第22回マスターズチャンピオンはどこで行われる?

2021年第22回マスターズチャンピオンはどこで行われる?
2021年(令和3年)第22回マスターズチャンピオンの概要は次の通りです。
大会の概要
  • 開催日程:令和3年4月20日~4月25日
  • 開催場所:下関競艇場(ボートレース下関)
  • 初のナイター開催
マスターズチャンピオンの開催22年目にして、初のナイター開催になります。
「下関競艇場って、どんな特徴があるの?」と気になる方もいらっしゃるでしょうね。
下関競艇場の特徴を簡単にまとめてみました。
下関競艇場の特徴
  • 本州最西端のレース場
  • 2017年よりオールナイター開催
  • 海面だけどプール型の競技場なので潮の影響は少ない
  • インコースの勝率が高い
  • ピットからの距離が長いので進入されやすい
下関競艇場は、潮の影響が少ないので鉄板レースになりやすい傾向があります。
ただ、今回は初のナイター開催。ナイターは、選手の得意・不得意が分かれます。
舟券を予想するときは、いつもの情報に+αでナイターの勝率もチェックした方がよさそうですね。

2021年第22回マスターズチャンピオンの出場選手の発表!

2021年第22回マスターズチャンピオンの出場選手の発表!
2021年2月8日に公式サイトより出場選手が正式発表されました。
2021年度マスターズチャンピオンの出場選手主要メンバー一覧はこちらです。
優先出場順位 氏名 支部/出身地 勝率
前年度優勝者 村田 修次 東京/東京 7.02
当該施行者希望 江本 真治 山口/山口 6.07
海野 ゆかり 広島/広島 6.40
マスターズリーグ戦競走の優勝者 平尾 崇典 岡山/岡山 7.49
仲口 博崇 愛知/愛知 6.88
中辻 博訓 福井/福井 6.86
吉川 昭男 滋賀/滋賀 6.71
芝田 浩治 兵庫/兵庫 6.45
橋本 久和 群馬/群馬 6.33
金子 良昭 静岡/静岡 6.15
岡瀬 正人 岡山/岡山 5.89
野中 義生 静岡/静岡 4.62
前年度勝率上位者 守田 俊介 滋賀/京都  7.83
瓜生 正義 福岡/福岡  7.61
松井 繁 大阪/大阪 7.53
上平 真二 広島/広島  7.51
吉川 元浩 兵庫/兵庫 7.48
江口 晃生 群馬/群馬 7.44
魚谷 智之 兵庫/兵庫 7.43
濱野谷 憲吾 東京/東京 7.37
原田 幸哉 長崎/愛知 7.24
赤岩 善生 愛知/愛知  7.22
西島 義則 広島/島根 7.19
石渡 鉄兵 東京/千葉 7.15
太田 和美 大阪/奈良 7.02
今村 暢孝 福岡/福岡 6.99
今垣 光太郎 福井/石川 6.97
徳増 秀樹 静岡/静岡 6.96
山崎 智也 群馬/群馬 6.92
田頭 実 福岡/福岡 6.91
大場 敏 静岡/静岡 6.90
金子 龍介 兵庫/兵庫 6.88
一宮 稔弘 徳島/徳島 6.88
荒井 輝年 岡山/岡山 6.82
林 美憲  徳島/徳島  6.81
辻 栄蔵 広島/広島 6.77
角谷 健吾 東京/東京  6.74
武田 光史 福井/福井 6.61
石川 真二 福岡/福岡 6.61
丸尾 義孝 徳島/徳島 6.58
三嶌 誠司 香川/香川  6.57
天野 晶夫 愛知/愛知 6.57
佐藤 大介 愛知/愛知 6.55
寺田 千恵 岡山/福岡 6.55
立間 充宏 岡山/岡山 6.53
市川 哲也 広島/広島  6.51
飯島 昌弘 埼玉/埼玉  6.50
三角 哲男 東京/千葉 6.49
山下 和彦 広島/広島  6.47
安田 政彦 兵庫/大阪 6.47
一瀬 明 東京/神奈川 6.46
柴田 光 群馬/群馬 6.46

ボートレースのマスターズチャンピオンとはどんな大会?

ボートレースのマスターズチャンピオンとはどんな大会?
ボートレースマスターズチャンピオンは1999年から開催されたレースで、元は「名人戦競争」と呼ばれていました。
2014年から「マスターズチャンピオン(MASTERS CHAMPIONSHIP)という通称となりプレミアムG1競争に格付けされています。
マスターズチャンピオンは年齢制限が設けられており、当年4月1日に満45歳以上の選手のみで行われています。
出場選手52名で争われるレースで、階級・性別ともに不問ですが、次の条件を満たした選手が優先して選ばれます。
  • 前年度優勝者(1名)
  • マスターズリーグ優勝者(1名)
  • 施行者希望者(2名)
  • 勝率上位者(前年2月1日~ 当年1月31日までの140走以上出走した選手のみ、勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出)
ちなみに2000年に始まったマスターズチャンピオンは、第18回(2017年)までは年齢制限が満48歳以上だったんですが、第19回(2018年)より年齢制限が3歳若くなりました。
この変更により出場選手の顔ぶれが大幅に変わっています。

マスターズチャンピオンの注目選手は松井、吉川、瓜生!

ベテランレーサーが集まるマスターズチャンピオンの注目選手3名を見てみましょう。
まずは御年51歳、レジェンド松井繁選手。
実力・実績・人気はトップクラス。
長年競艇界を引っ張ってきたベテラン選手は、マスターズチャンピオンでも伝説を作るのでしょうか?
間違いなくマスターズチャンピオンでも優勝候補筆頭です。
次に紹介する選手は御年48歳、2019年、2020年度のボートレースクラシックを連覇した吉川元浩選手
基本的に枠なり進入で、どのコースからでも1着を狙えるオールラウンダーな選手です。
最後は御年44歳、瓜生正義選手
今年初のマスターズチャンピオン出場になります。
伝説のレースでもご紹介しましたが、高度なターンテクニックを持っており、アウトコースからインに入るまくり差しは見事です。
2020年の獲得賞金ランキングも13位と上位に食い込んでいます。
注目選手を見ると、今年のマスターズチャンピオンも待ち遠しくなりますよね。

マスターズチャンピオンの優勝賞金は1100万円!

2018年まで優勝賞金は1000万円でしたが、2019年より優勝賞金がUPし、1100万円になりました。
優勝賞金のUPも選手のやる気に繋がるので、注目したいところです。

マスターズチャンピオンの出場選手はいつ決まるの?

マスターズチャンピオンは性別・階級不問ですが、出場人数が52名と決まっていますので、成績上位者から選定されます。
出場選手の決定は意義申請期間を経て、2月初旬~2月中旬にボートレースの公式サイトにて発表されます。
開催日程は、毎年「4月中旬」です。

【動画あり】過去に行われたマスターズチャンピオンの見どころレース3選

マスターズチャンピオンは満45歳以上の選手しか出場できず、経験と実績を兼ね揃えたベテラン選手が勢ぞろいしています。
令和3年で22回目の開催になるんですが、これまでに数々の「ベテランらしい味のあるレース」を多く繰り広げてきています。
若い選手がしのぎを削る豪快なレース展開とは一味違う、マスターズチャンピオンらしい見どころレースを3つ紹介します。

第20回マスターズチャンピオン準優勝戦|西島義則のイン取りからの大荒れレース

第20回マスターズチャンピオン準優勝戦|西島義則のイン取りからの大荒れレース
このレースはまず、スタート前のピットアウト~進入コースの陣取り合戦の攻防が見どころです。
2号艇の西島義則選手が絶妙な艇さばきで、見事イン取りを果たします。
そして、レーススタート。イン取りした西島選手が最初のターンを制するも、2つめのターンでは4号艇の金子龍介選手が見事なターンで先頭にたちます。
最後までそのまま順位は変わらず、このレースでは
1位 金子龍介選手
2位 西島義則選手
3位 平尾崇典選手
となり、3連単の配当が37,890円の万舟券となりました。
競艇はスタートする前のコース取りから勝負が始まっていることを象徴するレースでした。

福岡G1第19回マスターズチャンピオン優勝戦|うねる水面……こんな水面状況でレースできるの?

福岡G1第19回マスターズチャンピオン優勝戦|うねる水面……こんな水面状況でレースできるの?
第19回マスターズチャンピオン優勝戦は、強風により水面のコンディションが非常に悪い中でのレースとなりました。
映像からもはっきり分かる程に明らかにボートが跳ねています。
第一ターンマークの攻防が普通じゃない水面状況で着順予想もとても難しい状況下で、果たして誰が優勝を勝ち取るのか?是非最後までご覧ください

第20回 PG1マスターズチャンピオン 3R 予選|渡邉 英児選手のベテランとは思えない、鮮やかなまくり差し!

第20回 PG1マスターズチャンピオン 3R 予選|渡邉 英児選手のベテランとは思えない、鮮やかなまくり差し!
進入も枠番通り、スタートもほぼ横一線から始まったこのレース。
第一ターンマークギリギリまで誰が仕掛けるかわからない状況での第一ターンマークの攻防。
このような状況で、5号艇渡邊英二選手が芸術的な「まくり差し」を決める豪快なレースです。
黄色い5号艇に注目してご覧ください。

まとめ:競艇界のレジェンドたちが激闘するマスターズチャンピオン

まとめ:競艇界のレジェンドたちが激闘するマスターズチャンピオン
競艇界のレジェンド選手が集まるレース、それがマスターズチャンピオンです。
今年は初のナイター開催ということもあり、多くの競艇ファンから注目されています。
まとめ
  • マスターズチャンピオンは満45歳以上が参加条件のレース
  • 2021年は下関競艇場にて初のナイター開催
  • マスターズチャンピオンではベテラン勢の高テクニックが見られるチャンス
マスターズチャンピオンとはいえ、年齢が若い選手の方がが勝ちやすのでは?と思われるかもしれませんが、そうとは言えません。
これまで、マスターズチャンピオンを引っ張り、盛り上げてきた重鎮たちが、タイトルを奪われまいと大きな壁となっています。
競艇は若さとパワーだけあれば勝てるような甘い世界ではありません。
これまでマスターズチャンピオンを盛り上げてきた、今村豊選手や西島義則を筆頭とした選手たちが、マスターズの新人達の壁となるでしょう。
今年のマスターズチャンピオンも盛り上がること間違いなしです。