SGレースとは?2021年開催をチェック!全9レースの特徴や賞金額・日程を徹底解説

競艇

「SGレースは賞金凄いのかな?SGレースの特徴とかも知りたいな」
「2021年に開催されるSGレースはいくつあるの?」
競艇のレースには、G1・G2などのグレードがありますが、SGはスペシャルグレード(Special Grade)と呼ばれグレードの最高位になります。
今回は2021年全SGレースの特徴・賞金額・日程をそれぞれのレースごとに徹底解説していきます。
SGは最高峰のレースのため、出場選手はエリート中のエリート。優勝賞金も高額なので競艇選手にとって憧れの大会の1つです。
ファンにとってもSGレースは、見ごたえのあるレースの1つ。なぜなら、SGレースに出場するどの選手も強いので予想が難しく、万舟券が出ることも多いからです。
SGレースが始まる前に、その魅力や見どころをチェックしておきましょう。ぜひ、最後までご覧ください。

2021年に開催されるSGレースとは?全9レースの特徴や賞金額・日程を徹底解説

2021年に開催されるSGレースとは?全9レースの特徴や賞金額・日程を徹底解説
SGレースは、全国のさまざまな競艇場で年に9回開催されます。

  1. ボートレースクラシック
  2. ボートレースオールスター
  3. グランドチャンピオン
  4. オーシャンカップ
  5. ボートレースメモリアル
  6. ボートレースダービー
  7. チャレンジカップ
  8. グランプリシリーズ
  9. グランプリ
ここからは、2021年に行われる、SGレースの競艇場や期間をご紹介します。

SGレース①ボートレースクラシック

正式名称は鳳凰賞(ほうおうしょう)。第23回大会より総理大臣杯と呼ばれ、第49回大会よりボートレースクラシックに名称が変わりました。。
5大レース「GRANDE5」の初戦に位置づけられています。

ボートレースクラシックの概要

  • 優勝賞金 3900万円
  • 開催期間 2021年3月23日から3月28日
  • 開催会場 福岡(福岡県福岡市)

SGレース②ボートレースオールスター

創設時のレース名は、笹川賞競走。2014年より現在の「ボートレース オールスター」に名称が変わりました。
GRANDE5の第2戦に位置付けられています。

ボートレース オールスターの概要

  • 優勝賞金 3900万円
  • 開催期間 2021年5月25日から5月30日
  • 開催会場 若松(福岡県北九州市)
  • ナイター開催

SGレース③グランドチャンピオン

創設時の競走名はグランドチャンピオン決定戦競走。2014年より現在のグランドチャンピオンに名称が変わりました。
SGで活躍した選手が顔を揃えるSGの中でもとくに見ごたえのあるレースです。

グランドチャンピオンの概要

  • 優勝賞金 3300万円
  • 開催期間 2021年6月22日から6月27日
  • 開催会場 児島(岡山県倉敷市)

SGレース④オーシャンカップ

正式名称は「海の日記念 オーシャンカップ競走」。G1競走で活躍した選手が出場する真夏のレースです。

オーシャンカップの概要

  • 優勝賞金 3300万円
  • 開催期間 2021年7月20日から7月25日
  • 開催会場 芦屋(あしや)(福岡県遠賀郡芦屋町)

SGレース⑤ボートレースメモリアル

創設時の名称はモーターボート記念競走。
2014年から通称名称が「ボートレース メモリアル」に変わりました。GRANDE5の第3戦に位置付けられています。

ボートレース メモリアルの概要

  • 優勝賞金 3900万円
  • 開催期間 2021年8月24日から8月29日
  • 開催会場 蒲郡(がまごうり)(愛知県蒲郡市)
  • ナイター開催

SGレース⑥ボートレースダービー

創設時のレース名は全日本選手権競走。勝率上位選手が出場する最も歴史と権威のあるSG競走です。第61回大会よりボートレースダービーの通称となりました。
グレード制やSGが制定される前から続く大会で、最も古く格式の高いレースとなっています。

ボートレースダービーの概要

  • 優勝賞金 3900万円
  • 開催期間 第68回 2021年10月26日から10月31日
  • 開催会場  平和島(東京都大田区)

SGレース⑦チャレンジカップ

チャレンジカップは、グランプリ及びグランプリシリーズ戦への出場をかけた最終トライアル競争として位置づけられています。
1998年から「競艇王チャレンジカップ競走」の名称で創設。2010年第13回大会より現在の名称になりました。

チャレンジカップの概要

  • 優勝賞金 3300万円
  • 開催期間 2021年11月23日から11月28日
  • 開催会場 多摩川 (東京都府中市是政)

SGレース⑧グランプリシリーズ

惜しくもグランプリに出場できなかった、獲得賞金ランキングの19位~60位の選手によって競われるSGです。
1986年に創設。グランプリ(賞金王決定戦)とグランプリシリーズが2部構成で並行して開催されます。

グランプリシリーズの概要

  • 優勝賞金 1600万円
  • 開催期間 2021年12月14日から12月19日
  • 開催会場 住之江(大阪府大阪市)
  • ナイター開催

SGレース⑨グランプリ

獲得賞金上位18名のボートレース界最高峰のSG競走。第29回大会よりグランプリの通称となりました。
グランプリの優勝戦に進出することは、すべてのボートレーサーが目標とするレースとされ、最高峰の競走として位置づけられています。

  • 「GRANDE5」の最終戦
  • SGレースで最も高い賞金額
  • 優勝したレーサーが賞金王となる事が多い
これらのことから、別名「ボートレースの日本シリーズ」とも呼ばれています。

グランプリの概要

  • 優勝賞金 1億円
  • 開催期間 2021年12月14日から12月19日
  • 開催会場 住之江(大阪府大阪市)
  • ナイター開催

SGレースとは?エリート選手が集結するビッグレース!

SGレースとは?エリート選手が集結するビッグレース!
SGレースとは「スぺシャルグレード」の略称で,エリート選手が集結する格式が最も高いレースです。
SGレースはいずれも出場するための条件があり、条件を満たした選手のみ出場できます。
基本的にSG競争は優勝賞金も高額で、出場するのはトップ選手が中心となっているため、必然的にボートレースの頂上決戦となります。
競艇選手はSGに出場することで次のようなメリットがあります。

競艇選手がSGレースに出場することのメリット

  • 高額の賞金を獲得出来るチャンスが増える
  • SGに出場したという実績が付く
  • レースによっては翌年の特定のレースの出場権利がもらえる
このようなメリットがあることから、選手はSGに出場するために、日々のレースを戦っていると言っても過言ではありません。
ではそんな魅力的なSGレースの出場条件を見ていきましょう。
SGレース 出場条件
ボートレースクラシック 前年1月1日~12月31日のSG競争、G1競走、G2競争の優勝者
G3競争、一般戦の優勝回数上位者
ボートレースオールスター ファン投票上位者と選考委員会の選出選手
グランドチャンピオン 前年4月1日~当年3月31日SG競争の優勝戦の完走者
SG競争の予選での得点上位者
オーシャンカップ 前年5月1日~当年4月30日のG1競争、G2競争の優勝戦における着順点上位者
ボートレースメモリアル 開催場の希望選手
開催場以外の23の会場からの推薦選手
ボートレースダービー 前年8月1日~当年7月31日の勝率上位者
チャレンジカップ 当年1月1日~10月31日の獲得賞金ランキングの上位者
グランプリシリーズ 当年1月1日~チャレンジカップ最終日の獲得賞金ランキングの19位~60位の選手
グランプリ 当年1月1日~チャレンジカップ最終日の獲得賞金ランキングの1位~18位の選手
いずれも前年の優勝者、もしくは勝率の高い選手から出場権を獲得します。
また、競艇はフライングなどの違反に厳しいので、たとえ出場権を得たとしても地方選などで違反をしてしまうと出場権を失います。
SGレースの出場権を得たからといって安心はできないのです。
厳しい条件を乗り越えた、実力派の選手たちが集まる見ごたえのあるのがSGレースです。

2020年のSGレースの優勝選手は?結果一覧

2020年のSGレースの優勝選手は?結果一覧
2021年も様々なドラマが待っているであろうSGレースですが、2020年の各レースのタイトルはどの選手が獲得したのでしょうか。
今後行われるレースの予想材料として、ぜひチェックしておきましょう。
SGレース 優勝選手
ボートレースクラシック 吉川 元浩
ボートレースオールスター 篠崎 仁志
グランドチャンピオン 徳増 秀樹
オーシャンカップ 峰  竜太
ボートレースメモリアル 寺田 祥
ボートレースダービー 深谷 知博
チャレンジカップ 毒島 誠
グランプリシリーズ 深川 真二
グランプリ 峰  竜太
注目すべきなのは、峰竜太選手と毒島誠選手。
9つあるタイトルのうち、2つずつ獲得しています。
ちなみに、2020年の獲得賞金のTOPは峰竜太選手、No.3が毒島誠選手です。
今年もこの2人の活躍に期待大ですね。

SGレース優勝回数ランキング

直近の優勝者をチェックしたところで、次は、歴代のSG優勝回数トップ10選手を紹介します。
順位 選手名 優勝回数
1 野中 和夫 17
2 松井 繁 12
3 山崎 智也 11
4 彦坂 郁雄 10
4 植木 通彦 10
4 瓜生 正義 10
7 今垣 光太郎 9
7 池田 浩二 9
9 中道 義博 8
9 石野 貴之 8
歴代1位は2009年に選手を引退した野中和夫選手で、その優勝回数はなんと17回。
歴代2位の松井繁選手よりも5つもの差があります。また期間最高勝率9.53という未だ誰も破られていない勝率を叩き出した選手でもあります。
その輝かしい経歴から付けられたキャッチコピーは「モンスター野中」。化け物のように強いことからこの名が付けられたそうです。
「モンスター野中」を越える選手は今後、現れるのでしょうか?今後のSGレーサー達の活躍が楽しみですね。

まとめ:SGレースは選手もファンも盛り上がるビックレース

まとめ:SGレースは選手もファンも盛り上がるビックレース
SGレースは年に9回しかないビックレースです。高配当な舟券も出やすいことから、競艇ファンにとっても楽しみなレースの1つです。
またエリート選手が集結することは、地方選などではほとんどなありません。SGレースが行われる競艇場の近くにお住いの方は、ぜひ間近で見てみることをおすすめします。

まとめ

  • SGは競艇のレースの中で最もグレードが高い
  • 優勝賞金が高額(グランプリ優勝は一億円!!)
  • 1年間に9回しか開催されない
  • それぞれのレースで厳しい出場条件がある
SGレースに出場することは、選手にとってもステータスの1つ。どの選手も出場権獲得と、優勝を虎視眈々と狙っています。
2021年も熱い戦いが繰り広げられることでしょう。非常に楽しみですね!!