競艇女子戦は荒れやすい!勝ち舟券をゲットする4つのポイント
「競艇の女子戦はなんで予想が荒れやすいの?」
「どうすれば女子戦で勝ち舟券をゲットできるのかな?」
ここ数年、競艇女子戦の人気が急上昇しており注目を集めています。
その理由は2つあり、美人で実力がある競艇女子選手が多く台頭してきたこと。もう1つは女子戦は荒れやすく万舟券が出やすいことが挙げられます。
今回は競艇女子戦が荒れやすい理由と、予想が難しいと言われる女子戦で、勝ち舟券をゲットする為の4つのポイントを解説していきます。
「この記事を読めば、女子戦の特徴が分かり、予想にくいレースでも勝ち舟券をゲット出来る確率が上がりますよ。」
さらに競艇女子戦の注目レースもピックアップして紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
競艇女子戦は荒れやすい!その3つの理由
一般的に男子より予想が難しいと言われる競艇女子戦。なぜ競艇女子戦はオッズ通りにならず荒れやすいのか?
さまざまな理由がありますが、主に3つが考えられます。
女子戦が荒れやすい3つの理由
- 体重が軽くターンが不安定
- 男子選手よりもスタートが遅い
- 枠なり進入が多い
それでは1つずつ見ていきましょう。
理由1:体重が軽くターンが不安定
女子は男子よりも体重が軽く、男子の最低体重が「52 kg 」に対し、女子は「47 kg 」となっています。
選手の体重が軽いと次のようなデメリットがあります。
選手の体重が軽いことによるデメリット
- 引き波の影響を受けやすい
- 海水の競艇場では艇が浮き気味になる
- ターン後の加速にムラがでる
これらの理由から女子選手は安定感のあるターンを決める事が難しいとされています。
理由2:スタートが遅く不安定
もちろん女子選手が全員スタートが遅いわけではありません。
男子のST(スタートタイミング)と比べると女子のSTは遅い傾向にあります。さらに女子選手はSTが早い選手と遅い選手の差が大きく不安定なのも特徴の1つです。
安定したSTを持っている選手であれば想定外なレース展開は起こりにくく予想もしやすくなります。
しかしSTにムラがあるせいで、 「スタートが決まれば勝てる」という予想になってしまいがちです。
理由3:枠なり進入が多い
競艇女子戦は荒れやすい3つ目の理由は「枠なり進入が多いから」です。
待機行動のルールもあり、違反するとペナルティがあるので、近年は枠なり進入が多い傾向にあります。
しかしアウトコースは基本的に不利なので、実力選手はなるべくイン寄りにコース進入を計るもの。
アウトコースに実力選手がいれば、なるべく前付けしインに寄るコース取りをします。
しかし女子選手は男子に比べ、スタートの位置取りに消極的な傾向があります。
これが逆に予想を難しくさせるポイントになっているのです。
例えば6号艇の実力選手が、そのまま6コース進入スタートした場合、実力選手であっても勝率は低いです。
逆にオッズ人気と実力ともにない選手であっても、1コーススタートであれば、勝てる可能性は6コースより高くなります。
実力選手の進入コース次第で、展開が大きく変わることが荒れやすいポイントになります。
競艇の女子戦を予想するときの4つのポイント
女子戦は荒れやすく、予想は難しいのですが、そんな中でもしっかり勝ち舟券をゲットする為に、抑えておきたいポイントが4つあります。
女子戦で勝ち舟を予想するための4つのポイント
- 決まり手はイン逃げ率が少なくまくりが多い
- 経験値をチェック
- 選手の特徴を覚えておく
- 実力が拮抗しているときはモーター力をチェック
それでは1つずつ解説します。
ポイント1:決まり手はイン逃げ率が少なくまくりが多い
女子戦は「イン逃げ率が低くまくりが多い」のが特徴です。
令和3年現在、競艇女子選手全体の1号艇の「逃げ」の割合は徐々に上がっていますが、男子と比べるとまだまだ低く、代わりに「まくり」が高い状況です。
まくりを得意としている選手が出場するときは、見逃せないポイントになります。
ポイント2:経験値をチェック
女子選手の経験は見逃せないポイントになります。
レース経験を数多くこなしてきた選手は様々な状況を乗り越えてきています。
冷静な状況判断や、ここぞと言う時の勝負勘などは若手にはないものです。経験と実績がある選手を軸とし予想するのは勝ち舟券をゲットする大きなポイントになります。
ポイント3:選手の特徴を覚えておく
女子選手の特徴を覚えておくと、予想に活かせます。競艇選手は男女合わせて約1600人、女子選手はその内の200名あまり。
男子に比べると圧倒的に人数が少ないのが分かりますね。
その中でも実力上位選手になるとさらに絞られるので、選手の特徴を覚えやすくなります。
ポイント4:実力が拮抗しているときはモーター力をチェック
出場選手の実力が拮抗していて、予想が難しい時は、モーター力(モーター連帯率)をチェックしましょう。
これは男子選手にも言えることですが、節の序盤レースはモーターの感覚がとらえきれていないことが多い傾向にあります。
節の最終日に近づくほど選手はモーターのクセを掴み、整備が万全になり、予想が立てやすくなります。
競艇の女子戦の主なレース4選|2021年の開催地や開催期間もチェック
競艇女子戦の主なレース | 優勝賞金 | 開催地 | 開催期間 |
G1:クイーンズクライマックス | 1500万円 | 福岡競艇場 | 12月26日~31日 |
G1:レディースチャンピオン | 1000万円 | 浜名湖競艇場 | 8月4日~9日 |
G2:レディースオールスター | 450万円 | 芦屋競艇場 | 2月23日 ~28日 |
一般戦:ヴィーナスシリーズ | 74万円以上 | 日本全国 | - |
競艇の女子戦の主なレースは4つあります。
GI級のレースになると賞金も高額になっており、とくに年末に行われているクイーンズクライマックスは女子のナンバーワンを決定するビッグレース。
男子さながらに毎年盛り上がっています。
G1:クイーンズクライマックス
2012年に新設されたレースです。
女子レーサーの獲得賞金上位12名による賞金ナンバーワン女子レーサーを決定するレースとなっています。
別名「賞金女王決定戦」と呼ばれ、優勝賞金1500万円を獲得出来る、年に一度のレースです。
第3回大会よりクイーンズクライマックスとよばれています。
G1:レディースチャンピオン
女子大座決定戦競争は、優勝賞金1000万円。女性のボートレーサーを対象としたプレミアムG1です。創設時は「JAL女子王座決定戦」
G2:レディースオールスター
レディースオールスター競走は、2017年より設立された歴史のがまだ浅い大会です。格付けはG2で優勝賞金は450万円。
一般戦:ヴィーナスシリーズ
登録16年未満の女子レーサーによる一般戦の事です。 平成25年度までは、女子リーグ戦と呼ばれていました。
女子戦の売り上げが右肩上がりの状況をうけて、2019年から新たに4節増設して開催しています。
この人気が続くようなら、さらなるシリーズ増設もあるかもしれませんね。
まとめ:競艇の女子戦は選手の特徴をチェックして勝ち舟券ゲットしよう
女子戦は実力差が大きく、さらに競艇のセオリーである1号艇有利がなかなか通用しないので、他のレースよりも予測しにくい傾向があります。
しかしながら、選手の数は233名と少ないので、それぞれの女子選手の特徴やレースの決まり手などを覚えられれば予想もそう難しくありません。
まとめ
- 女子戦の決まり手はイン逃げ率が少なくまくりが多い
- 舟券予想のとき実力が拮抗しているときはモーター力をチェック
- 体重が軽いためターンがブレることが多くレース展開が読みにくい
女子選手の中には、アイドルのようにルックスの良い選手も数多くいますので、男ばかりの競艇場の華になることは間違いないでしょう。
ただ、ルックスとは違いA1グレードの男子選手と同じくらいの実力と技術を持った選手も数多くいます。
予想しにくい分、万舟券も出やすい傾向にありますので、ぜひ女子戦にも足を運んでみてはいかがでしょうか。